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不倫・人格否定・そして突然の別居!地獄の底から這いあがる!

己の不倫を隠すためモラハラで私を洗脳し、突如別居した元夫。残された娘と3人で、新しい自分へ成長するまでを綴ります。

またひとつ、叶ったこと

夏が来て、また早漏元夫がある組織を通じて面会交流を申し込んできた。

面会交流があると、情緒不安定になる。子供たちもそれを察してか、数日前から「ママ大好き」など、愛情表現をするようになった。

いつも、面会の時は、先方の元義理親に連絡しないでくれ、とお願いしているが、今回はなんだかどうでもよくなった。奴らが会いたがるのは子供の内だけだ。むこうにも内孫がいるし、みいなとあいこに執着する必要もない。おそらく、みいなとあいこも、成長後、奴らに会いに行くことは無いだろう。 

帰宅後、本日の行先だけを訪ねた。それ以上は、興味がなかった。

ただ、手をつないだであろう子供たちの「手」は…汚らわしく感じた。

 

私は相変わらず願いをかなえるべく、意識して生活している。

ただ一つ、残念でしょうがないことは、一日一度は嫌な事を思い出して自分を苦しめてしまう事。

そんなある日、総務から打診のあった「正社員登用」今まで精いっぱいやってきたことが認められる。求められて改めて履歴書を提出した。一年前今の会社に提出したときの履歴書、そこには、結婚生活で転居と転職を繰り返した事実と、その事情説明、『離婚により・・・』が何度も明記してあった。それをすべて、『家庭の事情により』に修正した。

そうして迎えた、役員との正社員登用面接。晴れて、『10月より正社員採用です。おめでとうございます。』

夜、一人になってふと涙が込み上げてきた。ああ、「いつかなれる」と分かっていても、こうして安定した職を得たことは、私達の生活が安定するという事だ。パートでつないでいた時だって、なんとしても稼いで見せる!と歯を食いしばっていた。

「正社員」・・・これは、かなえたかったことの一つ。また一つ、叶った。