公開-早漏不倫「元」夫の置手紙
人生最悪の日から約10カ月。数回目を通した後、弁護士にオリジナルを預けている早漏夫のみいなとあいこへの置手紙。
当初は、涙なくして読めなかったっけ・・・
数か月ぶりに資料としてPDFとなっているものを公開のために読んだ。
「なにこれ?何が言いたいの?」
このセリフは、I弁護士が目を通すたびにいうセリフと同じだった。
改めて冷静になった私の頭では、この文章から読み取れるものは
「愛する娘たちと離れ離れになる悲壮感」は全くなく、
「パパは君たちを愛しているよ。それはほんとだから!じゃーね!」
と終始ハイテンション。
そのテンションは、「これから自由だ、万歳!ワクワク!ということで、君たち、パパは女と誰にもじゃまされず暮らすから、ばいばーい!」
と言っているようなものだ。
「パパとママは何回もお話したんだけれど・・・」→私が持ちかけた話し合い。早漏夫は、「ちなつへの気持ちがわからない」としか言っていない。数か月にわたってひそかに蒸発を企てていた。「一緒に住めない、別居したい」なんて、なんの相談もなかった。
逃げただけ。蒸発しただけ。
よく見れば、あとに書いたであろうあいこあての手紙は、だんだん字が乱雑に。
急いで書いて、「もう、早くいかなきゃ、楽しみで仕方ないぜ♬」と字が語っている。
早漏不倫夫は、己の不倫欲望(=夫・父親の責務を捨て、自由になる)を満たすためにこの子たちを捨て、私を「愛着障害」だと責め、モラハラして出て行った。
子供のいる世の中の人に聞きたい。
『あなたは、どんな心理状態になったら、こんな殴り書きの置手紙をだけで、「愛している」という子供たちに何も語らず去ることが出来るのですか?』
私は今さら、早漏夫の気持ちが知りたいわけじゃない。
私が知りたいのは、
「こんな悪魔のような仕打ちをする人が、世の中には存在するのですか?」
ということだ。魔が差したのか?それとも、元からこんな人だったのか?
もとから家族など愛してはいなかったのか?12年間家族ごっこをしていただけ?
それとも、既婚男 or 女なら、誰でも「魔が差せば」こんな気持ちになることがあるとでも??
いや、世の中、ゲスな人間もいるということ、そんな人間を夫として選んでしまったのは私に見る目がなかったのだろう。
この手紙を、捨てたい。でも、保管しておきたいとも思っている。
保管する理由はなにか?みいなとあいこが成人したとき、改めて読ませるため・・・
果たしてこれが正しいのかどうか、わからない。ひどいことをした父親と分かっていながら憎めない複雑な娘たちの心をさらに傷つけることになるのかもしれない。
その時、「読み返したいか?」と聞いてから見せることにしよう。これから数年間、彼女らなりに、様々なシーンで、複雑な心境を自分で消化しながら心の平穏を保っていくであろう。成長し、その消化できた心には、再び傷ついた事実を思い起こさせるこの証拠は、心のパンドラの箱を開けることになるかもしれない。
憎い手紙。反吐が出る手紙。
妄想だが、奴が死んだら、霊前で読み上げてやりたい。
ま、そんな必要はあるまい。因果応報。