生活費いやがらせと通知書‐パートⅡ
生活費(別居中の婚姻費用)について、13万円と主張した夫に対し、円満調停とあわせて婚姻費用増額調停を申し立てている。大ウソつき夫の言う年収なんぞ信頼できず、もっともらってもいいはずだ。その審判をしてもらうための調停があと2週間後に迫っていたある日、またしても、弁護士さえも、神経を疑うような主張のFAXが届いた。
調停期日前にもかかわらず、勝手に婚姻費用を12万円と決めつけ、そこから、夫の口座から引き落とされた光熱費関連を差し引き、残金を9月分生活費として振り込むからよろしく、というものだった。払うのはいいが、
調停前に、勝手に12万と決めるな!それを話し合うための調停なのに!
〇月分ガス代、〇月分水道代、〇月分ネット代・・・・
6つの項目のうち3つが、すでに口座変更が済み、私の口座から引き落とされているものだった!しかもそのうち1つは、自分が7月に「共同預金からおろしました」と言っていたものだ。
光熱費の2重取り
期日前のこのような主張はルール違反である!
I弁護士もT弁護士も、「こんな主張してくる弁護士、見たことない!!」とあきれて怒りを通り越し、ひとこと、
「こんなことして、自分のクライアントが不利になること、わからないかなー。下手だなー!」
といった。
調停当日、子の面会調停についても話し合うのに、こんなルール違反をし、一方的に通知してくれば、子の監護者である私は恨みつらみしか残らず、ますます「子供を会わせたくない」となる。
子の福祉、といえども、私には『こんな嫌がらせを私たちにしてくる夫に、娘たちを会わせる必要があるのか??』と思い始めていた。
そりゃそうだ、弁護士が言う通り、こんなことして、むこうに不利なことばかりして、何がしたいんだ?と。
非情に怒りを感じたが、あえて冷静に、すべてを証拠として調停に持ち込むこととした。
ルール違反だ、とクライアントである夫にアドバイスできない言いなりの弁護士。
これをすると、心象が悪くなることを夫にアドバイスできない言いなりの弁護士。
その弁護士は、宣伝に多くのお金をかけている大手の派手な弁護士事務所の2年目若い弁護士だ。
弁護士の良しあしで、判決は大きく変わるというが、すでにかなり不利なことをした夫にぴったりの…弁護士だった。いや、勝ち目のほとんどない、こんな不利なクライアントを持つ弁護士がかわいそうにも思えてきた。
その夜、私の心を読んだかのようにみいなとあいこが言った。
「ねえ、ママ、広島帰ったらさ、前の職場に戻るんだよね?会社の近くにアパート借りるんだよね?私達さ、もう4年生と2年生になっているからさ、お留守番できるし、ちょっと遅くまでお仕事しても、大丈夫だよ。一杯働いてお金貰ったほうがいいもんね!」
ずっと保育園のお迎えがあったから、仕事では残業せず、自分を犠牲にして家族に尽くしてきた私…
「残業してもいいよ、お金貰ったほうがいいもんね・・・」
私は、手取りの約半分を家賃に持っていかれるという厳しい生活費の中、こどもたちと『節約』を合言葉に、慎ましく、でも、にぎやかに暮らしていた。
大丈夫、わたしには子供たちがいる。