『愛着障害』カウンセリング
夫に「愛着障害」じゃないのか、と言われた4月上旬。
渡された本の著者、岡田先生の関連センターに連絡を取り、Skypeでカウンセリングを予約した。
90分8000円。
一番信頼し、いざという時は自分を守ってくれると思っていた夫から、頻繁に人格を否定され、私は夫に見放されたという不安と恐怖の心境に襲われて、私は自分の今までの態度を改めて夫の気持ちを早く取り戻さなくてはと焦り、そのことだけに頭が一杯一杯になっていた・・・
カウンセリング自体は、幼少期の出来事を思い出すことがつらく、涙があふれたが、その思い出をどうしまっておくか、など、自分なりの気づきがたくさんあった。毎回、気づきがあり、安心して話ができるカウンセラーに、長年しまっていた気持ちを吐き出し、心が軽くなっていった。
時々、よそよそしい夫に、私が頑張っていることをきいてほしくて 報告した。
「私の感情の激しさは、幼少期の体験が押し込められた反動だったみたい・・・」等。
夫は、これもまた、よそよそしく聞いていた。
「そうか、ちなつの今までの行動が説明つくな・・・」
「応援しているよ。」
心が離れていったように思っている夫にかけられたこの言葉だけで、当時の私は、なんか嬉しかった。『見守っててくれる…』
娘たちにはパパとママがいる家庭で育てたかった。それだけ。
パパも良いパパを家では演じていたし、娘たちにはパパが必要、だから、私さえこの性格を直し、夫の心を取り戻せば・・・それだけだった。
その時の夫は、もうすでに、裏切り、逃げ出すことを計画していた。
何も知らない私。自分の弱さを私になすりつけ、悪者に仕立て上げ、「俺はこうするしかなかったんだ、感情的なちなつと話し合いが出来ないから、逃げるしかなかったんだ。」と己の自分勝手な行為を正当化した夫。
神様やご先祖様は、私に迫りくる地獄へのカウントダウンを、どんなふうに見ていたのかな。
私はその後も、月に2回のペースで、カウンセリング続けた・・・。
夫と仲良くしたかった。
愛するみいなとあいこをパパとママがそろった家族で、愛情いっぱい注いで育てたかったから・・・
『4人家族』をどうしても守りたかった。
だって、3年前の不倫を許し、危機を乗り越えてきたんだから・・・私は家族に尽くしてきたんだから・・・
願いはそれだけだった。